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Google口コミに書かれた「自作自演」という根拠のない投稿を削除させた事例

企業概要

不動産業 従業員数50名以下

お問い合わせの経緯

検索エンジンで「口コミ削除」とご入力し、そこから弊所HPへお問い合わせを頂きました。

相談の概要

依頼者様の会社に対するGoogle口コミにおいて、高評価になっているのは「自作自演だ」「さくらが評価している」といった内容の記載がなされていました。

しかし、これらの内容には客観的な根拠が一切なく、閲覧者に誤解を与え、企業の信用やイメージを著しく損なうおそれがありました。

そこで、当方よりサイト運営者に対し、名誉権の侵害のおそれのあるとして、まずは任意での削除を求めることとしました。

弁護士の対応

本件口コミは匿名で投稿されており、「自作自演」などの記載がある一方、投稿者自身が実際に会社を利用した事実や具体的な体験は一切記載されていませんでした。さらに、他サイトに掲載された口コミを都合よく切り取り、スクリーンショットとして添付するなど、閲覧者に悪印象を与えようとする意図が強くうかがえました

そのため、このような投稿には社会的な意義、いわゆる「公益性」が認められず、また記載内容に真実性や相当性も認められません

そこで、Googleに対し、同内容の主張を行ったところ、Googleにおいて任意の削除が行われました

弁護士のコメント

根拠のない中傷的な口コミは、企業の信用や採用活動に深刻な影響を及ぼすことがあります。

特に「自作自演」「悪徳」などの表現は、顧客の信頼を大きく毀損する内容といえます。このような口コミの被害にあった場合、弁護士に相談することで、投稿内容の違法性を整理し、適切な対応(削除申請や法的措置)を取ることが可能です。

放置せず、早めのご相談をおすすめします。

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森大輔

2009年の弁護士登録以来、企業問題に取り組む。森大輔法律事務所を開所し、労働分野や広告、景品表示案件を中心に多くの顧問先をサポートしている。講演実績は多数あり、企業向け・社会保険労務士向けの労務問題セミナーを定期的に開催している。

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