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Indeed上での事実と異なるクチコミを削除できた事例

企業概要

システム開発業 従業員数100名以下

お問い合わせの経緯

弊所のHPを見てお電話をくださいました。

相談の概要

Indeed上の投稿記事で、ご依頼者様の会社が、雇用契約の形態が嘘である事(正社員と言われたのに実際は契約社員だった事)や、業務委託還元率が契約内容より低いことや、従業員を過酷で劣悪な労働条件で就労させているかのような印象を与える記載がありました。

なお、今回投稿が特定の人物の疑いによる投稿の可能性が高いものでした。

そこでこのような書き込みは、会社の社会的評価を著しく低下させ、名誉権を侵害するものとして、Indeedに対し、内容証明郵便にて任意の削除を求めました。

弁護士の対応

まず、本件記事の投稿者を、求人情報掲載元の転職サイトや、面接官の手帳等から特定しました。また本件では、正社員の募集であったか契約社員の募集であったかが問題となりますが、投稿者が掲載期間にどのような雇用契約をしたか、過去の転職サイトの募集要項等を確認し、ご依頼者様の方で契約とは異なる雇用形態をした事実はないことを証明しました。

労働条件についても、投稿者の契約単価や、投稿者にかかった社会保険関係費などの諸経費を割り出し、実際の業務委託還元率は投稿記事のように悪質ではない旨を通知した結果、Indeedの投稿が削除されました。

弁護士のコメント

ある特定の人物が記載した疑いのある投稿については、適切な証拠を積み重ね、その投稿した人物を絞り混むことができれば、その人物に関する事実関係をもって、投稿内容が虚偽であることを主張し、有効な削除申請を行うことができるようになります。

いくつかの資料が手元にあるものの、立証ができるか悩ましいという場合には、まずはお気軽にご相談ください。我々が面談等にて、聞き取りや資料の確認を行い、どのような方針で削除申請を実施するかについて検討させていただきます。

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森大輔

2009年の弁護士登録以来、企業問題に取り組む。森大輔法律事務所を開所し、労働分野や広告、景品表示案件を中心に多くの顧問先をサポートしている。講演実績は多数あり、企業向け・社会保険労務士向けの労務問題セミナーを定期的に開催している。

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