いわゆるモンスターペアレントとは、学校に対して、理不尽で自己中心的な要求や非難を繰り返す保護者をいいます。これにより、学校側は、保護者に委縮をしてしまい、保護者とのコミュニケーションがより悪化するおそれがあります。また、モンスターペアレントの対象となった教職員の中には、過度なストレスを抱えて精神的疾患になる方もいます。
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まず、保護者からのクレームや申入れの内容等をしっかりと聞き取ることが大切です。
この聴取の際、学校法人としては、正確にメモを取り、時系列や被害の有無・程度、資料の有無等も確認するようにしてください。また、この時点では、保護者からのクレームや申入れに対して、回答や反論をせず、正確な情報のみメモを残すように心掛けます。
つぎに、メモの内容を、学校法人全体として共有した後、事実調査を徹底的に行います(この場合は、問題となる生徒本人からも話を聞くようにします。)。
なお、この事実調査を1人の教職員に任せると、事実調査が迅速かつ十分に行えないうえに、その教職員に多大なる負担を負わせることになるので、これは避けられるべきです。
その後、学校法人は、調査した事実をもとに方針を決めて、保護者に書面を送付して回答することになります。
上記⑴の対応をとっても保護者の要求がエスカレートする場合や、最初のクレームや申入れの時点で暴力的・脅迫的な言動が保護者に見られる場合には、できるだけ早い段階で、弁護士に相談して、クレームや申入れの窓口を、教職員または学校法人から、弁護士に移すべきです。
窓口を弁護士に移した後、弁護士は、感情を抜きにして、保護者と冷静な話し合いを進めることになりますが、必要に応じて、弁護士名での警告文書の送付や、債務不存在確認訴訟などの法的措置を執ることもできます。
また、保護者による暴力・脅迫のほか、SNS上での名誉毀損や執拗な架電による業務妨害がなされた場合には、警察への告訴や告発を行うことも可能です。
当事務所では、学校法人に代わって、上記記載の対応を行います。モンスターペアレントにお困りでしたら、ぜひ、ご相談ください。
森大輔法律事務所は学校法人の法律問題に関するサポートに力を入れております。まずは、お電話からの面談の予約、または森大輔法律事務所のお問い合わせフォーム(https://moridaisukelawoffices.com/contact)よりご相談をご予約ください。ご相談の日程を調整させて頂き、面談を実施させて頂いております。
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