医療・介護機関からのご相談として多いのは、医師や看護師からの未払い残業業代の請求がなされたことの相談や、施設利用者からのクレーム対応の相談が多いです。医療や介護の現場は、勤務時間が長時間化しやすい環境にあります。そして、それにもかかわらず残業代に関する取り組みが出来ておらず、訴訟にまで発展するケースもあります。特に医師の残業代の未払いは相当に深刻です。基本給が高いため、請求される残業代の金額も大きいものとなり、医療・介護機関に大きなダメージを与える可能性があります。
また、診療報酬などの債権回収のご相談などにも対応しております。
当事務所では、労働問題に力を入れております。未払残業代請求事件などでは、企業側の代理人として活動している実績がございます。また、事前に、残業代の未払いが生じないようなシステム作りに関する多くの相談にも対応してまいりました。
また、クレーム対応においては、企業側に対する不当なクレームについて数多くの対応をしてきた実績がございます。
・残業代を請求している労働時間について、領収証などから労働を行っていないことを立証するなどして、請求の減額を認めさせました。
・労働時間に会社側の指揮命令を外れた環境で業務を怠っていたことを立証し、その分は労働時間として認めないと主張し、請求の減額を認めさせました。
・施設側の対応が悪いなどと一方的なクレームが頻繁に行われ、職員が疲弊をしていましたところ、当事務所が介入し、施設側への接触の一切を止めさせました。
残業代についてトラブルにならないように固定残業代の導入に関するアドバイスや、就業規則の見直しなど行っております。こちらは全て顧問契約(月額6万円~)の範囲内で対応させていただいております。また、クレーム対応についもて同じく顧問契約にて対応させていただいております。